手足口病

手足口病

口腔粘膜のアフタと手足の小水疱を特徴とします。コクサッキーA16またはエンテロウィルスにより引き起こされるウィルス感染症で夏期に流行します。

手足の小水疱は数日程度で消退し、発熱も経度であることが多いですが、ごくまれに髄膜炎や心筋炎を合併することがあります。また手足以外の皮膚にも水疱が出現する例もあります。ウィルス感染症ですが、予防接種はなく、根本的な治療法はないため対症療法となります。

手足口病は、治った後も便の中にウイルスがしばらくは排泄されますので、感染対策としては手洗いをしっかりとすることと、排泄物をきちんと適切に処理することです。

UPDATE: 2018.07.27
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